あえて期限を設けることで、「働く」をもっとオモシロく。

今回は、外苑前に初めてのオフィスを構えたANNONE株式会社(アンノーン)さんにインタビュー。事業立ち上げのフェーズでは家やカフェで作業していたとのこと。社長の植松さんに詳しくお話を伺いました。

 

オフィスを構えようと思った理由を教えてください。

最初は具体的に事業が決まっていなくて、登記だけできればいいのでバーチャルオフィス借りて「まあいいでしょ!」みたいな感じだったんです。でも事業コンセプトが決まって、外部の協力者の人を集めたり、メンバーと集まってがっつり話す時に、やっぱり適切な場がないんですよね。外のカフェで話せる規模じゃなくなってきたと。カフェ以外では自分の賃貸の自宅に招いて作業していたのですが、四六時中家でやるのって、壁が迫ってくるというか圧迫感があって嫌なんですよ。あとは来客も招けない。そんなこともあってだんだんと、オフィス探さなきゃいけないなってことを思いました。

 

シェアオフィスではなく普通のオフィスに決めたポイントは何ですか?

シェアオフィスも迷いましたね〜。「いつでも抜けられます」っていう柔軟性がいいですよね。でもシェアオフィスって席に応じて課金とかなんですよだいたい。今正社員は4人なので、それだけ考えたらいいと思うんですけど、僕らってけっこうインターンとか外部の方達に手伝ってもらっているところがあって、その分の席を増やしたりとか、その時間だけ会議室借りなきゃいけないとなると逆にコストがあがっちゃうなと。あと、シェアオフィスの他社との交流はいい面もあると思うんですけど、新規事業だったこともあってサービスの情報とかが伝わってしまうのが嫌という部分もありましたね。

僕らの場合は「本腰入れて成長します!」「絶対人数増やします!」という感じなので、シェアオフィスでプラン変更をしていくより、”期限付きの定期借家の物件” がすごいイメージに合ったんですよ。期限が決まっていて、それまでには移転しなきゃいけないっていう物理的に追い詰められる状態になるので、もっと成長させておかないといけないなってなるのが良かったです。

※定期借家…賃貸借契約で定めた契約期間が満了すると、更新はできず契約が終了する。ただし、貸し主と借り主の双方が合意すれば、再契約が可能。

 

 

実際に探してみて意外だったことってありますか?

物件が少ないのとまあまあ高いなって。あとは、ベンチャー・スタートアップってこんなに信用力ないんだなっていうのも思いました(笑)物件の審査のときにいろんなことを聞かれたりとか、連帯保証人を付けなきゃいけないとか。当然といえば当然なんですけど、やっぱり信用されてないんだなって思いました。でも審査のときも間にヒトカラメディアさんが入ってくれてやり方とか色々アドバイスしてくださったので、まあスムーズにいったんですけど。法人だと住宅と全然違くて、こういう手間があるんだっていう気づきでしたね。

 

どうして外苑前に決めたのですか?

たまたまこれまで僕が勤務していた3社が全部港区の会社というのもあって、やっぱり港区がいいなと思っていました。港区でも表参道・渋谷・六本木あたりを考えていて、外苑前は全然イメージしてなかったんですけど、来てみたらめちゃくちゃ雰囲気も良く、アクセスも良く、いいじゃん!という感じですね。飲食店も多くてリーズナブルで多種多様な居酒屋もあるし、ちょっと足を伸ばすと表参道のおしゃれなお店もあるので個人的に気に入ってます。会食が多いのですが、この付近でできるのがいいです。外苑前・表参道エリアならみんなこっちに来てくれますし、サクッと会食後にオフィスにも戻れますし。

 

オフィスで作業するようになってどう変わりましたか?

リモートワークも流行ってきていますけど、僕は絶対リアルな場が必要だって今回思いましたね。やることが決まっていたらリモートでもいいと思うんですよ。「アプリの中のこの機能を作りましょう」とか。でも「新しくコンセプト作ろう」「こういう画面設計にしよう」「じゃあそれって誰の為の機能なんだっけ?」とかっていう議論って、しっかり膝と膝を突き合わせてやらないと上手くいかなくて、それはやっぱりオフィスがないと無理ですね。あとはチームでやってるので、一緒に過ごしてチームワークを築いていくっていうのも実はすごい重要だなって。飲みにいくとか、声をかけるとかね。僕はちょっと苦手だったりするんですけど(笑)

 

あとは、壁が緑になってるじゃないですか。あれ、僕は特になんとも思わなかったんですけど、女子受けがすごく良くて、インターンの子とかすごい「映える!」って写真を撮ったりしてるんですよ。wantedlyでインターンを募集しているのですが、この壁をバックにした写真を載せると一気に応募数が増えたりして。元々は男性の応募が多かったんですけど、壁効果のおかげで最近は女性の応募が100パーセントです。これは移転してみて初めて分かったことですね。発見でした。こういう内装で反響が変わるってホントに!?って疑っていたら本当だったっていう(笑)

メンバーのみなさんの反応はどうでした?

めちゃくちゃ喜んでました。びっくり。こんなに喜ぶのかってぐらい喜んでいて、よっぽど僕の家が嫌だったんだろうな…っていう(笑)

近くに神宮球場があるので、試合があるときは出店が出たり、日本最大の盆踊りをやっていたりと、毎日お祭りみたいな雰囲気があって、それを楽しんでいるメンバーが多いなと感じますね。

 

植松さんはメンバーに対してどのような気持ちで仕事をされているのですか?

みんなプロなので信頼していますよという前提でやっています。なので「この時間に来て」とか「これいつまでにやって」とかはなるべく言わないようにしています。

僕自身はどちらかというとガッチリと管理してスタッフの稼働率を上げていく会社に長らくいました。ビジネスモデルが確立していたので、それが最適解だったとは思うんですけど。最後の方は営業部隊を管轄していたんですけど、キーエンスとかリクルートの手法を学びながら、言い方は悪いですけど、やや性悪説よりにスタッフをがっちがちに管理してましたね。正直、僕自身は管理されるのが嫌いだし怠け者なので、申し訳なさと自分自身もその枠組みハマらないといけないのですごく面倒で(笑)。もちろん、業績を上げるためにはやらざるを得ないことでしたが、かなりストレスだったりんですよね。

あとはビジネスの形態が変わったのでそれをやらずに済むというのもあります。BtoBの営業でやり方が決まっていたら、いかにそれを高速で回転させていくかということになるのでオペレーションに入っていくと思うんですよ。ここはそういうスタイルではなく、プロダクトを生み出そうという形態なのでそこまで管理は必要ないかなと。なるべく優秀な人に入ってもらいたいし、パフォーマンスを上げてもらいたいという観点で自由度をあげていますね。

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