スイッチオフィスとは

スイッチオフィスは2016年2月に「居抜き入居可能なオフィス物件」を紹介するサイトとしてスタートしました。当時はまだ「居抜き」という言葉は飲食店舗の不動産取引で聞くことはあれど、オフィス移転においてはまだまだ事例が乏しく、そういった物件を紹介するサイトも2、3つほど。入居企業や退去企業には大きな旨味があるものの、内装の譲渡に関わる契約も含まれるため、不動産仲介業者側の負荷や調整ごとも多く、ビルオーナー側も懸念事項が増えるのでなかなか食指が動かない。負荷や懸念ばかり増し、ビジネス的にメリットが少ない。だけど、一度作った会議室の壁を壊してまっさらにして退去し、また次入居する企業が会議室の壁を建てて……という穴を掘って埋めて、また掘るみたいなサイクルはどう考えても合理的ではありません。「3年後、5年後は居抜きでのオフィス移転は特別なものではなく、当たり前になっていくはず。オフィスの仲介に携わる側として、トラブルにつながりかねない居抜きの取引を正しくやれるノウハウと啓蒙が必要だ」という考えのもと、サイトの運営を行ってきました。

そんな当時に比べると、たった2年ほどで「居抜きでのオフィス移転」を取り巻く状況は見違えるように変わりました。特にベンチャー・スタートアップなどの成長企業からのニーズは高まり、居抜き物件を紹介するサイトも増え、ビルオーナー側も徐々に歩み寄ってきています。そんな中、スイッチオフィスは2018年5月に「居抜き入居可能なオフィス物件」“も”紹介するサイトにリニューアルしました。ちょっと時代の流れから逆行するようですが、居抜きに限らず、デザイナーズや一棟、見た目は平凡だけど条件面が際立つ物件も紹介していきます。

なぜなのか?一言でまとめると「居抜きが特別なものではなく、ひとつの選択肢として当たり前になってきたから」ということになります。居抜きがひとつの選択肢として認知も広まってきた今、あえて居抜き物件だけに絞って移転先を検討することがナンセンスだと考えています。これはいままでスイッチオフィスを通じて企業さまの移転を支援してきた経験から言えることです。また、事実として居抜きオフィス物件に移転していただく頂くケースも多々ある一方で、「はじめは居抜きのみで考えていたけど、最終的には居抜きではない物件に納得して移転した」という事例も決して少なくありません。

理由や過程はいろいろあるのですが、まだまだ居抜きオフィス物件の流通量が少なく、そこから選ぶとなると決め手に欠ける、そういった背景もあります。居抜きオフィス物件の流通量を増やしていく、関わる人たちに居抜きに対する知識を深めてもらう、スイッチオフィスでは引き続きこういった取り組みも進めていきます。

一方で、オフィス移転を検討するタイミングで、もうひとつ上の視点からオフィス探しを考えられるきっかけを作れないかな、とも考えています。それは、「企業の成長につながるオフィス探し」です。残念ながらオフィス移転ではABテストはできません。最終的に1つに決めなければなりません。であればこそ、いろんな視点から考えてみることが大事。そんなきっかけを皆さんに少しでも多く提供するために、何かしらいい意味で「引っ掛かり」のあるオフィス物件を集めています。

気になった物件があれば、ぜひ一度内見内覧してみてください。本格的に移転を検討しているのであれば、個別での相談も受け付けております。めったにないオフィス移転という機会、しかも多額のお金がかかる経営的にも重要な判断です。ぜひ価値あるものに変えるお手伝いができればなと思っております。

スイッチオフィス運営事務局一同