Q. 居抜きで入居可能なオフィスの情報ってなんで少ないんですか?

A. オフィスビルのオーナーにとっても、仲介業者にとっても「居抜き」のハードルが高いからです。

ひと言で言うと、オーナー側・仲介業者側に「分かりやすい」メリットがないことが挙げられます。オーナー側としては、何も造作がない状態でも空室が埋まる可能性が高いと読むのであれば、あまり居抜きで貸し出すメリットはありません。むしろ、居抜きで貸し出す場合の、造作の譲渡などで生じる細かいトラブルなどを避けたいと思うオーナーがほとんどです。

仲介業者側もあまり居抜きに対しては積極的ではありません。通常のオフィス仲介に比べ、取りまとめるべき事項が非常に多いことが大きな理由として挙げられます。造作の譲渡をどうするか、入退去のタイミングをどうするか、オーナー側の懸念をどうクリアにしていくか、このあたりを丁寧に調整していっても、もらえる金額は通常との取引と同様。売上の目標を持つイチ仲介担当としてはなかなかモチベーションが上がらないというのが正直なところです。

しかし、居抜きでのオフィス移転は退去企業・入居企業には費用面で大きなメリットがあり、オーナー側も空室期間を最小限に留めることができます。三方良しの座組みなので、市場に流通する居抜き物件の情報量は、今後着実に増えていく可能性も大いにあります。

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